カササギの巣はどんなところにある?
樹上に巣を作ります。
カササギは本来、樹の上に巣を作ります。たいていの場合は幹に近いところに大きな球状の巣をかけます。
人工物にも巣を作ります。
カササギは、電柱や高圧送電鉄塔、携帯電話用アンテナの鉄塔といった人工物にも巣をつくります。非常に高い場所に巣をつくることもあります。
*なお、許可なく卵やヒナをとることは禁止されています。
カササギの巣とカラスの巣の違い
カササギの巣は球状で、中が空洞になっています。出入口は斜め上にあり、カササギはそこから巣内に出入りします。巣の中にカササギがいるかどうか、ヒナが育っているかどうかは、外からは見えません。
カラス(ハシブトガラスとハシボソガラス)の巣はお椀上で、上面が開いているため、カラスが抱卵(卵をあたためること)していると黒い体や尻尾が見えます。
ハシブトガラスの巣とハシボソガラスの巣は、見た目では区別できません。
(画像)カササギの巣 (画像)ハシブトガラスの巣