■これまでの研究成果
北海道カササギプロジェクトとしての研究成果はまだまだこれからですが,わかったことはカササギ紹介ページで少しずつ紹介していきます。ただし,研究成果は学会で発表し,最終的には学術論文にまとめるのが学術研究の世界では基本なので,ホームページでは詳細には公表できないことをご了承ください。
ここではこのホームページ以外での発表リストを掲載します。
◎学会発表(北海道カササギプロジェクト開始前のものも含む)
森さやか・中原亨・長谷川理・早矢仕有子・江口和洋・西海功 (2012)侵入初期の北海道カササギ個体群のマイクロサテライト多型解析.第59回日本生態学会,大津,2012年3月
Nakahara, T., Hasegawa, O, Hayashi, Y., Mori, S., Eguchi, K. (2012) Nest-site selection of an expanding exotic Black-billed Magpie (Pica pica) population in Hokkaido. 第59回日本生態学会,大津,2012年3月
森さやか・長谷川理・江口和洋・早矢仕有子・Alexey Kryukov・西海功(2012)マイクロサテライトを用いた北海道のカササギ侵入個体群の起源解析.日本鳥学会2012年度大会,東京大学,2012年9月
森さやか・江口和洋・長谷川理・西海功(2013) マイクロサテライトマーカーを用いた九州カササギ個体群の遺伝的構造解析.第60回日本生態学会大会,静岡,2013年3月
村山恒也・藤岡正博(2013)北海道苫小牧市に新規定着したカササギの分布と生息環境選択.第60回日本生態学会大会,静岡,2013年3月
森さやか・長谷川理・江口和洋・早矢仕有子・藤岡正博・Alexey Kryukov・西海功(2013)北海道のカササギ侵入個体群と大陸個体群の遺伝的構造解析.日本鳥学会2013年度大会,名城大学,2013年9月
Mori, S., Hasegawa, O., Eguchi, K, Hayashi, Y., Fujioka, M., Kryukov, A., and Nishiumi, I. (2014) The origin and trend of the common magpie in Japan: Microsatellite analysis of old and new introduced populations. International Ornithological Congress, Rikkyo University, August 2014
森さやか・長谷川理・江口和洋・早矢仕有子・藤岡正博・A. Kryukov(FEB RAS)・西海功(2015)(科博) 日本のカササギの起源と趨勢 -新旧侵入個体群のマイクロサテライト解析-.日本生態学会第62回全国大会,鹿児島大学,2015年3月
◎執筆物(学術論文以外)
長谷川理(2013)「お宅の近所にもカササギはやってきましたか?」モーリー31号,p. 38-41(生きものたちとの場景⑥),北海道新聞社,2013年6月
長谷川理(2014)『胆振にカササギ定住 なぜ、どこから・・・解明まだ』みんなでサイエンス,北海道新聞,2014年4月17日夕刊
◎新聞報道
北海道新聞,2015年3月9日,35面「苫小牧のカササギ ロシア極東が起源 酪農学園大 森准教授らがDNA解析」
朝日新聞,2015年3月22日,北海道本社朝刊31ページ「苫小牧のカササギ ルーツは極東ロシア 酪農大研究グループ,学会で発表」
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(2015年6月1日更新:藤岡正博)